✓ まずはじめに! (※ 様々なM&Aの方法について)
(目次)
3-1.M&A相談先の選定
3-1-① M&Aの相談方法と料金
3-1-② M&Aの相談相手は?
3-1-③ M&Aの相談相手を選ぶポイント
3-1-④ M&Aの相談先まとめ
3-2.M&Aマッチングサイトの選定
3-2-① マッチングサイトの選び方
3-2-② マッチングサイト15選 +α
3-2-③ マッチングサイトまとめ
✓ まずはじめに
M&Aを一括りで解説するには、やはり少し無理があり、
下記3-1以降に掲載をさせて頂きましたが、ただの概要となってしまいました・・・。
M&Aを成功させるため には、
業種や業態、それも、その業種や業態の中でも様々な分野や専門特化される要素があり、さらに
売上規模、M&Aの手法やノウハウ・成功事例など、とても書ききれるものではありません。
M&Aは、同じものが一つとして無い『 オーダーメイド 』ですから、
できるだけ同じような売上、同じような地域や事業、同じような企業風土や歴史の『 成功事例 』
を参考にするか、もしくは、
時流や将来性を読み、自社の強みを徹底的に調べ上げ、買手企業に興味を持って頂けるように、
経営者はもちろんのこと、専門家も真剣に 取り組まなければ 理想の結果とはならないでしょう。
下記に掲載する
3-1.M&A相談先の選定
3-2.M&Aマッチングサイトの選定 の他に大切なM&Aの成功要素として
✓ 不動産M&Aのニーズに応える 不動産M&Aの専門家 やマッチングサイト
✓ 投資家やエンジェルなど、様々な資金援助の方法やマッチングサイト
✓ 経営者や専門管理職・技術職だけをマッチングや派遣する支援企業・サイト
✓ サラリーマンM&Aなど、本格起業や週末起業でマッチングする事業やサイト
など、
それこそ M&Aの専門家になるの?と思うほど、選択肢と対策が必要です。
たとえ一度きりでも、経営者自身がそれらを少しでも知らなければ M&Aは成功しません。
3-1.M&A相談先の選定
M&Aを検討する時に、まず弁護士や会計士に相談することはよくあることですが、M&Aができる所は極めて少なく、仮に出来ると言われても、買い手企業を集めたり、交渉まではやはり難しいのですが・・・
下記↓M&Aの代表的サポート会社のFA(フィナンシャルアドバイザリー)とM&A仲介会社の説明、
↓3-1-② M&Aの相談相手は?では、士業など各資格を持った支援者を参考までに記述しましたが
を支援してもらうことが、やはり一番おススメな方法 です。
M&Aの相談相手となるサポート会社を大きく分けると、FA(フィナンシャルアドバイザリー)とM&Aの仲介を行う企業があり、サービス(役割)と契約が違うため、以下に簡単にまとめました。
M&Aにおける計画立案からクロージング、そして統合プロセスに至るまでの一連のアドバイザリー(助言業務)を行います。契約先の利益の最大化を目的とする契約先とのアドバイザリー契約で、売り手、買い手を問わず、フィーは契約した側のみに請求し、活用するメリットは、自社のアドバイザリーを専門で行ってくれる点です。
売り手と買い手の中間で、中立的な立場で条件を詰めて成約に導きます。仲介先とも仲介の契約を結んでおり、M&Aが成約したら両方からフィーを請求します。メリットは早い成約が期待できるところです。
とにかくM&Aの相手を探し出すことを重点に考えていれば、仲介の契約形態をとる会社に絞って探した方が早いですが、戦略的にM&Aを考えている場合には、FAの方がアドバイザリーは充実していると思われます。
以上はあくまで一般論であり、M&AのFAおよび仲介を行う会社はたくさん存在します。
大手金融機関から個人事業主まで多くの事業主が参入しており、どのようなサービスを行っているかも千差万別ですので、M&Aを考えた場合にベストなのは、多少の時間は使っても複数とまずは相談し、どこにサポートをお願いするかをよく検討することです。
特に、急いでいない方や、M&Aについて検討を始めたい段階であれば、FAおよび仲介会社のどちらにも相談し、どちらのサービスが自社にとって適切かを検討してみるのが良いと思います。
M&Aではできるだけ多くの買い手を比較するのが重要なうえ、契約は煩雑であるために経験を必要としますので、
売却希望の場合は相談の時点で、簡易評価によるおおよその自社の金額を算定する企業もあるので、そうしたサービスを十分に活用させていただきましょう。
M&Aの相談相手として、事業者ごとにそれぞれメリットとデメリットを紹介します。
自社の顧問税理士や会計士にM&Aの相談することは、よくあります。また、M&Aを進めるうえで税と会計の知識は必須なので、どこへサポートをお願いしても、いずれどこかの税理士や会計士の協力が入ります。
ただし、M&Aに詳しい税理士や会計士は限られており、企業の顧問税理士や会計士が一般的に備えている知識だけではカバーできない問題も多々あり、法律やファイナンスなどの知識がある専門家とのつながりがなければ、一部分についてのアドバイスしか受けられない可能性が高いです。
他の専門家とのネットワークを持っているかどうかが、相談相手としてふさわしいかどうかの分かれ目です。
会社の決算業務などをお願いする場合に、あらかじめ会社についてよく知っていて話が早い
定期的に顧問業務として面談をすることで、信頼関係ができて相談しやすい
M&Aに詳しいとは限らず、かなり限定したサポートとなったり、小規模事務所の場合はネットワークがないとM&Aの相手を広い範囲から検討することができない
大手であればM&Aの専門部隊をもってサポートしてくれますが、銀行や証券会社は主に上場大手企業などのM&Aサポートが主でフィーも高く、そのため中小企業のM&A案件はあまり扱っておらず、サポートしてもらえない可能性が高いです。
高い専門性や経験を持つM&A専門部隊があり、レベルの高いサポートが期待できる
広範な取引先をもつ銀行・証券会社のネットワークを最大限活用できる
良好な取引関係で自社の状況も定期的に話せば、自社のことをよく知っているので話が早い
中小企業を基準としたサポートではなく、また中小企業のM&Aの相手は見つかりにくい
フィーが高く、規模の小さなM&A案件であれば負担が大きい
大きな組織でフットワークが軽いとはいえず、迅速な対応に欠ける面がある
顧問の弁護士であれば信頼関係があるので、相談をする際の敷居は低いです。
弁護士事務所の中にはM&Aの支援や仲介を積極的に行っている事務所があり、実績のある弁護士が対応してくれるところもあります。M&Aにはさまざまな法律が絡むため、この点から見れば強力なサポートが期待でき、最近では、大企業相手以外の中小企業のM&Aを中心に請け負うケースなどが増加してきました。
しかし、急にM&Aのサポートを行う事務所が増えたせいで、中にはM&Aに不慣れな事務所も見受けられますので、注意が必要です。
M&Aに絡むさまざまな法律関係の書類の作成には不安がない
M&Aの相手候補先とのトラブルを未然に防ぎ、トラブルが起きた場合の事後対応に大きなサポートを期待できる
M&Aの最終契約後も、雇用や取引先などの法律関係で引続きサポートが期待できる
M&Aのサポートを始めて時間が浅い事務所は、不慣れな場合があるので注意が必要
税務・財務・ファイナンスに詳しい専門家ネットワークがないと、充実したサポートは期待できない
小規模事務所の場合、ネットワークがないとM&Aの相手を広い範囲から検討することが難しい
中小企業の経営者が、事業承継と経営者引退後の収入源としてM&Aを考えた場合には、ファイナンシャルプランナーに相談することもあります。
ただ、ファイナンシャルプランナーは、主に家計や個人の資産運用についての専門家で、M&Aそのものとは、もともと畑違いであり、銀行や証券会社に所属するファイナンシャルプランナーであれば、その金融機関内の専門部署を紹介してもらえますが、個人のファイナンシャルプランナーであればそのほとんどは、M&Aについての対応が難しいです。
経営者引退後の、M&Aで得た資金の運用とライフプランについて相談できる
M&Aに絡む個人的な情報まで提供する必要がある場合でも、ファイナンシャルプランナーは基本個人相手のビジネスなので慣れているし相談しやすい
M&Aそのものについては詳しくなく、M&Aの遂行に必要なネットワークも持っていないことが多い
M&Aを含め、企業の事業戦略面での相談相手としてはあまり期待できない
M&A仲介会社はM&Aそのものをビジネスにしているので知見も実績もあり、相談をスムーズに進めることができます。
仮に業歴の浅い、規模の小さなM&A仲介会社であったとしても、銀行や証券会社でM&Aや法人融資を経験した人たちの集まりであることがほとんどですので、知見や実績については、あまり心配のない相談相手です。
また、ほぼどのようなM&Aでも協力が必要になる税理士、会計士、弁護士などが在籍しているM&A仲介会社もあり、M&Aについて詳しい専門家とのネットワークを持っている場合がほとんどなので、まずM&A仲介会社に相談すればとてもスムーズにM&Aが進捗すると思われます。
専門家が在籍しネットワークがあるので、案件相談から最終契約締結までのスピードが速い
M&Aの相手候補先を探すにあたり、幅広いネットワークの中から多くの選択肢を期待できる
銀行や証券会社に比べれば、フィーが低い
フィーによる収入しかなく、それを目的にサポートはおろそかにしてM&Aの成立のみに注力する会社もある
尚、仲介の場合、表面上は売り手と買い手の中立でも、買い手はリピート顧客となるので、買い手の味方になるインセンティブもあることに注意が必要
また、FAの場合、利益の最大化を目的にサポートするので、FAが入ると交渉自体が長くなりやすく、また破断する可能性も高くなります。
M&Aの相談相手を選ぶポイントを↓いくつか挙げていきます。
過去に多くのM&Aの実績を積んできた相談相手であれば、成功事例をもとに的確な買い手を選定する可能性が高まり、実績が豊富ということは、それだけ専門知識やいろいろなテクニックも持ち合わせているので、安心して依頼できます。
相談の際は、簡単にこれまでどのような業種、企業規模、スキームでの案件を経験したことがあるか、確認してみると良いです。少なくとも一つくらい、自社と被る範疇のものがあれば、スムーズに相談ができてその後の進捗も早いといえます。
担当者が話しやすい=「相性」は、とても大切な要素です。数字で測れるものではないのですが、M&Aを進める際、さまざまな交渉局面での綿密な打ち合わせが必要なので、担当者との相性が悪く、コミュニケーション不足で適切な行動ができなければ、買収候補企業から不信を招き破談になったりします。また、M&Aは場合によっては数年がかりになることもありますので、担当者は長期間に渡りM&Aの困難なプロセスを一緒に乗り越えるパートナーでのありますので、なおさら相性は大切な要素となるのです。
相性の良い、信頼できる担当者の存在は、M&Aを成功させるためには必須の条件であるといえます。
相性も大事ですが、優秀な担当者は、とにかく対応が早いです。
M&Aは一期一会で、良い候補先に良いタイミングで出会わなければなりません。そして候補先は、数の勝負でもあります。どれだけの候補先を紹介してもらえるかは、会社のネットワークや自社の条件などに左右される部分が大きいですが、検討に値しないような候補先を、やみくもに紹介されても困ります。ただし、仮に候補先が少なかったとしても、次から次へと対応のスピードが速ければ、同じ限られた時間でも良い案件に出会う可能性は上がります。
また、特に良い案件であれば、当然複数の買い手候補が競合することになり、他社に案件を持って行かれる前にできるだけ早く次のステップに進む必要があります。
優秀な担当者は、このあたりの対応の早さの重要性をよく理解しています。
一度相談したくらいではわからないところではありますが、相談した後に続けてやり取りを行う場面があるので、その際に担当者の対応の早さを気にしてみましょう。
なお、事業者別に考えて、最も対応の早さが期待できるのはM&A仲介会社で、逆に速さに関して期待が薄いのは大きな組織の銀行や証券会社と考えられます。
M&Aのフィーにはさまざまな種類があり、それぞれ支払う額が異なります。また、相談相手によって必要なフィーの種類も異なるため、相談の段階で各会社によく確認する必要があり、よくあるフィーの設定には、業務委託契約締結時に支払う「着手金」、基本合意時に支払う「中間金」、契約成立時に支払う「成功報酬」ですが、会社によっては、月ごとに支払う「月額報酬」が発生する場合もあります。
ただし最近は、M&Aが成立した場合にのみ料金を支払う、いわゆる完全成功報酬型の会社も増えてきています。着手金、中間金は通常、M&Aが成立しなくても返金されないため、単にフィーのみを支払うリスクを抑えたければ、完全成功報酬型の会社を選ぶほうが良いと思われます。。
着手金は会社との業務委託契約時に発生し、目安は100~300万円です。
着手金があるほとんどの会社では、企業の規模に応じてその額が違います。また、最終的にM&Aが成立しなかった場合でも、返金されないのが一般的で、着手金のみでは、M&Aが成約した際の全報酬総額の一割にも満たないケースがほとんどで、以下、着手金の例になります。
譲渡企業の簿価総資産額 ・・・手数料
10億円以下 ・・・・・・・・・100万円
10億円超50億円以下 ・・・・・200万円
50億円超 ・・・・・・・・・・300万円
基本合意書の締結時に発生し、成功報酬の10~30%です。
ただし、この中間金を請求する会社は最近は少なくなり、成功報酬とひとまとめになっているところが多いです。
月額報酬は、業務委託契約時から、契約成立時まで月ごとに請求される費用ですが、今ではほとんどありません。
金額の目安は10~100万円で、会社によって大幅に異なります。
成功報酬は、最終契約が締結した時点で発生し、無事にM&Aが成立したタイミングで支払う費用で、最近はM&Aのフィーは、着手金や中間金はなくこの成功報酬ですべてを請求する形が一般的です。
成功報酬の金額は、レーマン方式と呼ばれる報酬体系に基づいて決められるのが一般的です。レーマン式では、契約の金額で成功報酬の割合が変動します。売買金額の1~5%が目安です。
以下が、レーマン式の例ですが、レーマン式では最終的な成約金額に応じて掛け合わせるレート(手数料率)が異なります。
2億円以下の部分 ・・・・・・・・・・・・・・・ 8%
2億円超5億円以下の部分・・・・・・・・・・・・6%
5億円超10億円以下の部分 ・・・・・・・・・・・ 4%
10億円超の部分・・・・・・・・・・・・・・・・2%
上記の一般的な会社への報酬の他に、自社が買い手の場合は通常、デューデリジェンスの費用が発生します。
デューデリジェンスとは、M&Aを実行する際に相手企業(売り手企業)を綿密に調査する行為で、最終契約書の根拠となる金額の算定や、株主への説明の資料に使われ、デューデリジェンスで調査する対象は財務や税務、法務などさまざまです。
フィーはM&Aのサポート契約会社、もしくはデューデリジェンスを行う専門家に別途支払うもので、相場は約数10万〜数100万程度で高額なためデューデリジェンスを避けたくなるかもしれませんが、このプロセスを怠ると、後々重大なトラブルの発生やM&Aの失敗の可能性が高くなります。したがって、このデューデリジェンスは必須です。
ただし、調査する範囲を絞れば支払う手数料の額を抑えることは可能なため、どの調査が必要かは会社とよく相談して決めることが大事です。
M&Aについての専門性は、M&Aをビジネスとする側の前提条件といえますが、さほど専門性が高くないのにM&Aのサポートに乗り出している会社があるのも事実です。
質問に丁寧に答えなかったり、説明がわかりにくかったりすれば、その相談相手に引続き相談するのはストップした方が良いでしょう。
M&Aの専門性に関して最も心配がない事業者は、銀行や証券会社といえます。
また、専門性という点では「ある業態」や「ある地域」に精通した専門性を持つ相談相手もいます。
例えば「医療/介護事業のM&Aに専門性が高い」「特定の県に精通した専門性の高い」など、自社の事業に専門性の高い相談相手がいたり、ターゲットとなる業種や地域があらかじめ決まっていたりすれば、最初からこうしたより細かい専門性のある相談相手に相談するのも有効な手段です。
細かい項目で相談相手を選ぶポイントを挙げましたが、M&Aにおいて「良い相談相手には、何を期待できるのか」から相談相手を検討しても良いです。
以下のことをスムーズに行えるという観点から、相談相手を検討します。
M&Aは単に会社や事業を売買するだけでなく、経営風土が合致し、事業の領域でシナジー効果を発揮できる相手を発掘できるのがベストです。
最終的には候補先と会ったうえでの自社の判断となりますが、良い相談相手とよくコミュニケーションが取れていれば、この観点で少なくともピントの外れた相手とのM&Aは避けられます。
売り手のオーナーや買い手の検討担当者も、それぞれの人生観や価値観、思い入れなどを持つため、それらが異なる会社売買の交渉は単純ではありません。
良い相談相手は、コミュニケーション力をもって人生観や価値観が異なる両者の間に入り、企業の存続と発展の観点から良い落としどころに決着させます。
また、コミュニケーションが大事なのは売り手と買い手の間だけではありません。
社員への発表でも、どのタイミングでどのように発表するべきかは極めて難しい問題です。その方法によっては、会社売買後の従業員のモチベーションが全く違ったものになる可能性があります。このあたりのことも、良い相談相手からは適切な助言があります。
M&Aは、会社売買を単に法律的に処理すれば良いのではなく、両社のグループ経営へのモチベーションが高まった状態でM&Aを成立させることが、相互の企業価値を高めることにつながります。その実現のためには、経験豊富でノウハウを持つ良き相談相手が不可欠です。
M&Aの交渉では広範囲な事項の取り決めが必要です。オーナーのための株価交渉、社員の処遇、引継ぎ方法など多岐にわたります。
また、会社法、税法など多くの法律が関係するため、多くの契約書や覚書を作らなければなりません。その一つひとつについて、当事者間で公平に決めることはかなりの困難を伴います。
経験豊富な相談相手が間に入ることにより、取り決めの意味やリスクを把握したうえで優先度を考慮し、網羅的に双方が納得してそれらを定めます。これは後々のトラブルを予防することにつながり、リスク管理上でも有効です。
M&Aを行うには、多くの専門的知識を必要とするため、一人あるいは自社のみで完結させることはできません。したがって、M&Aをサポートする相談相手が必要です。
しかしながら、大手の銀行や証券会社から税理士事務所、弁護士事務所、専門のM&A仲介会社まで、M&Aのサポートを行う会社は多岐にわたり、細かいところまで見るとそれぞれ特徴やサポートの契約形態も千差万別です。
その中から、どの相談相手にサポートをお願いするかを決めるには、助け隊と一緒に、多少時間をかけても複数の会社や担当者に会って比較検討 するのがベストです。
この相談相手選びを失敗すると、良きM&A候補先に出会えなかったり、うまく交渉が進まなかったりして、M&Aが成立しない、あるいは成立しても失敗に終わる可能性もあります。
3-2.M&Aマッチングサイトの選定
M&Aマッチングサイトを使用する際は、管理は大変でもより好条件の取引先を見つけるために、複数のM&Aマッチングサイトに登録するのがベストです。ただし、M&Aマッチングサイトは非常にたくさんのサービスがあるため闇雲に登録してしまっては無駄が出てしまうので、無駄なくM&Aマッチングサイトに登録するために、M&Aマッチングサイトの選び方のポイントをご紹介させて頂きます。
M&Aマッチングサイトを選ぶときは相手とマッチングしやすいサイトを選ぶのがポイント
上記ポイントを元に、どのようにマッチングしやすいサイトか見極める方法を簡単にご説明します。
✓ 利用者数
M&Aマッチングサイトの利用者数はそのまま認知や信頼の指標となります。なぜなら、登録は無料であってもある程度の情報を入力するため、多くの人が利用しているM&Aマッチングサイトの方が安心だからです。
利用者数はそのまま買い手や売り手の数でもあるため、少なければ取引できる相手も必然的に少なくなります。ただし、注意点として売り手も買い手も有料のサービスの場合は数が少なくても優良な企業や事業が登録する可能性もあります。その場合はM&Aマッチングサイトの運営元の企業をチェックしたり、その他のチェックポイントを加味した上で、場合によってはコストを考えながら利用を検討するのことをおすすめします。
✓ 案件数
M&Aマッチングサイトにおける案件数も重要な指標となります。リアルタイムでどのような案件があるのか、買い手と売り手の両方の立場からチェックしてみましょう。案件として提示されている段階で、M&Aマッチングサイトとして信頼されている証でもあります。同時に、ある程度の情報は伏せられているにせよ、どのような業界業種、規模の事業や企業があるのかも見ておくことで、自社が売り手として、または買い手として利用するときのイメージがつかみやすくなるでしょう。
✓ 業種の親和性
業種との親和性は実際にM&Aを成功させるため、同時に事業が継続されるためにも必ずチェックしておくべきポイントです。
例えば、明らかに畑違いの買い手や売り手であればM&Aの成立どころか交渉に発展する可能性も少なくなるかもしれません。また、M&Aが成功しても他業界他業種のため経営が上手くいかずに最終的にネガティブな結果を招いてしまうことも考えられます。
自社の業種と相性の良い企業と出会えるのか、もし畑違いであっても信頼に足る企業とマッチングできるのか、交渉段階からお互いの齟齬ないよう適切にコミュニケーションできるかどうかもチェックすべきポイントです。
基本的にM&Aを何度も経験している事業や企業はそう多くはないため、M&Aマッチングサイトを選ぶ時はサポート体制が充実していることも大切なポイントです。
具体的にどのようなサポート体制があるのかチェックすべきポイントを2つ見てみましょう。
✓ 専門家からのアドバイス
M&Aの目的に応じて専門家からのアドバイスを受けられるかどうかは非常に大切なポイントです。M&Aの条件によって買い手も売り手も損するようなことがあってはなりません。また、知らない部分の知識を補填してもらえなければ、誤ったまま取引を成立してしまうこともあるからです。
極端なことも言えばM&Aも損得が存在しており、もちろん買い手と売り手の双方が100%満足いくパターンは難しいことも留意しておかなければなりません。だからこそ、スムーズにM&Aを進めるためにも具体的な実績や知識、経験のある専門家やアドバイザーが在籍しているのか、または無料の段階でもある程度の相談が可能かどうかも含めてチェックしましょう。
✓ 秘密保持契約
M&Aではお互いの企業とM&Aマッチングサイトの信頼関係を確率するためにも秘密保持契約の有無のチェックは必須です。
もちろん、最終的にはM&Aの結果を企業としての公式発表はするにせよ、交渉段階で情報が漏れてしまうようなことがあってはいけません。なぜなら、M&Aは状況によっては企業や組織が弱っていたり、存続が危うい自体であることを示してしまうからです。例えばもし、顧客やユーザーに知られた場合、サービスの解約や契約の解除などの自体を招く可能性も懸念されます。
安心、安全に交渉を進めるためにも自社と相手企業、自社とM&Aマッチングサイト、M&Aマッチングサイトと相手企業が秘密保持契約を締結できる仕組みがあることは大前提であることを忘れないでください。
M&Aマッチングサイトは当然といえば当然ですが、ほぼ必ず手数料が発生します。売り手は無料でも買い手は有料、または双方が有料のパターンがあります。
そして買い手の手数料やM&Aの成功報酬のパーセンテージによっては、買い手側がコストを懸念して交渉に至らないことが考えられます。もちろん、手数料や成功報酬のパーセンテージに見合うM&Aマッチングサイトであれば別ですが、やはり抑えられるコストは抑えたいのが企業や組織としての本質です。
なるべく買い手側の手数料やM&Aの成功報酬が安いM&Aを選ぶと買い手側も交渉しやすい気分や雰囲気となることを意識しましょう。ただし、安かろう悪かろうということもありますので、金額的なコスト部分だけでなく、その他の要因も含めて適切なコストかどうかも検討する材料にしてみてください。
M&Aマッチングサイトのマッチング実績も選ぶ際のポイントとなります。スムーズにM&Aの交渉が進むサイトなのか、大手企業や有名企業によるM&A実績があるのかどうかなど、公式ホームページなどをチェックしてみましょう。
ただし、秘密保持契約の観点から考えると大々的に名前が出せないという点は留意しておくべきです。何らかの具体性のあるデータがあるのか、公式には載せられていなくても問い合わせや資料請求によって実績が提示されるかどうかもチェックするポイントと言えます。
40,000件以上の累計マッチング数を誇る国内最大級の規模を誇るサービス。売り案件は2020年5月現在で2,000件以上、買手は4万人以上だ。1,600社超の専門家によるサポートを、従来M&Aの10分の1水準の手数料で提供することにより、高いコストパフォーマンスを実現している。
全ての掲載候補を社内で審査して、一定の基準を満たす案件のみを掲載しているため、「中身がスカスカだけど掲載することによって案件数を嵩上げしている」ということは全くない。案件成約までのスピードが平均5ヶ月(最短10日)と非常に早い点も、ユーザーにとっては心強いポイントだ。
運営会社 | 株式会社バトンズ
ユーザー数 | 45,113件(買い手ユーザー数)
実績等 | ・案件数…6,725件
・累計マッチング数…43,148件
手数料 | ・売り手…すべて無料
・買い手…成約時のみ成約価額の2%(最低金額なし)
特徴 | ・業界最安のコストを実現している
・1,600社超から最適な専門家を紹介している
・平均5ヶ月の圧倒的な成約スピードを誇る
公式ページ | https://batonz.jp/
(2021年1月7日現在)
Batonzは日本全国、さらに全規模の案件を取り扱っているため、あらゆる国内企業をサポートしてくれる。「コストを抑えつつ、できれば時間も節約したい」と感じている経営者は、買い手・売り手のどちらの立場でも選択肢のひとつとして考えておきたい。
TRANBIも国内最大級の規模を誇る、2011年に誕生したサービス。飲食や小売をはじめ、医療、介護、サイト売買と幅広い案件を取り扱っており、累計マッチング数も着実に伸ばしている。
売り手は無料、買い手は成約手数料のみで利用できるシンプルな料金体系も、ユーザーにとっては嬉しいポイントだ。
運営会社 | 株式会社トランビ
ユーザー数 | 45,514名
実績等 | ・案件数…4,627件
・累計マッチング数…19,860件
手数料 | ・売り手…無料
・買い手…成約時のみ成約価額の3%
特徴 | ・ユーザー数や実績面では、国内最大級の規模
・一般的な業種から特殊な業種まで、幅広い案件を取り扱っている
・料金体系がシンプルであり、売り手は無料で利用できる
公式ページ | https://www.tranbi.com/
TRANBIも国内では有数の規模・実績で、買い手・売り手のどちらの立場でもマッチング相手の選択肢を増やせる。また、「少しでもコストを抑えたい」と感じている方にも、適したサービスといえるだろう。
「すべての経営者に事業承継M&Aの選択肢を」をコンセプトとして、日本全国のM&A案件を取り扱っているサービス。中でも譲渡情報の守秘システムに力を入れており、高い匿名性が担保されたサービスなので、デリケートな問題を抱えている企業でも安心して利用できる。
登録時はもちろん、譲渡企業については成約時にも一切の料金が発生しないため、特に売り手にとってメリットが大きいサービスだ。
運営会社 | 株式会社ビズリーチ
ユーザー数 | 未公開
実績等 | ・案件数…2,217件
・累計マッチング数…未公開
手数料 | ・売り手…無料
・買い手…案件紹介料として、譲受金額の1.5%(最低金額100万円)
特徴 | ・日本全国の案件を取り扱っている
・守秘システムに力を入れており、安心感が強い
・審査は必要になるものの、直接交渉も可能
公式ページ | https://br-succeed.jp/
千葉銀行や長野銀行をはじめ、地方銀行と提携している点も大きな魅力のひとつ。特に後継者不足に悩む地方の中小企業や、地方進出を考えている買い手企業にとっては、検討の価値があるサービスだろう。
FUNDBOOKはM&AアドバイザーとM&Aプラットフォームを組み合わせた、ハイブリッド型のサービス。独自のプラットフォームによって最適なマッチング相手を探せるのに加えて、所属するアドバイザーがM&Aの複雑なプロセスをサポートしてくれる。
全国・全業種・あらゆる事業規模に対応しているので、もちろん地方企業も問題なく利用できる。
運営会社 | 株式会社FUNDBOOK
ユーザー数 | 未公開(登録企業数は約4,000社)
実績等 | ・案件数…未公開
・累計マッチング数…未公開
手数料 | ・売り手…成約時のみ譲渡対象資産額の1%~5%
・買い手…成約時のみ譲渡対象資産額の1%~5%
(※いずれも中間報酬あり)
特徴 | ・スピードと質を兼ね備えたサービス
・専門家による完全サポート体制
・地方を含め、あらゆる案件に対応している
公式ページ | https://fundbook.co.jp/
後継者がなかなか見つからず、すぐにでもM&Aを進めたい企業にとって、スピード面での実績は心強い。検討段階から成約まで手厚いサポートを受けられる点も、売り手・買い手の双方が安心できるポイントだ。
会社名 | M&A BANK株式会社
設立 | 2019年6月27日
役員構成 | 代表取締役 冨岡 大悟
取締役会長 島袋 直樹
事業内容 | 1.M&A(企業の提携・合併・買収)の仲介およびコンサルティング業務
2.インターネットウェブサイト、ウェブコンテンツ等各種メディアの企画及び運営
3.インターネットを利用した情報システム及びサービスの企画開発及び販売
4.前各号に付帯関連する一切の事業
前各号に附帯関連する一切の事業
住所 | 〒153-0061
東京都目黒区中目黒1-1-26-225 https://ma-bank.jp/
【概要】
AwesomeはWebサイトやWebサービスを対象としたM&Aマッチングサイトです。
・完全非公開及び完全審査制
・売買価格1億円超が対象
・売り手登録数75件
・買い手登録数1079件
上記がAwesomeの基本的な情報や特徴です。主にWebサイトやWebサービスのM&Aのマッチングやサポートアドバイスをしており、売り手や買い手の登録数は少ないものの、着実に売るため、買うためのアドバイスを受けられるのがメリットです。
WebサイトやWebサービスの売却は適正な価格が判断しにくいこともあるためAwesomeのような形で損をしない形でM&Aできるのは売り手としても非常に魅力的と言えます。
また、WebサイトやWebサービスを育てて売るというノウハウも記載されているため、一度は公式ページをご覧になることをおすすめします。
【手数料】
※手数料については公式ページよりお問い合わせください。
業界最低水準の低コストを実現している、成約までは一切料金が発生しないサービス。検討段階からプロのアドバイザーによるサポートを受けられるので、初めてM&Aを経験する経営者でも安心して利用できる。
ユーザー同士で直接交渉を申し込むことができ、オンライン上で質問や資料のやり取りをスムーズに進められる点も大きな魅力だ。
運営会社 | 株式会社ALIVAL
ユーザー数 | 未公開
実績等 | ・案件数…126件
・累計マッチング数…未公開
手数料 | ・売り手…成約時のみ成約価額の5%~9%(最低金額200万円)
・買い手…成約時のみ成約価額の5%~9%(最低金額200万円)
特徴 | ・成約まではコストが一切かからない
・アドバイザーによる手厚いサポートを受けられる
・契約成立までをサポートする多様なサービスが用意されている
公式ページ | https://ma-navigator.com/
売り手にも手数料が発生するサービスだが、検討段階から手厚いサポートを受けられるメリットは大きい。多少のコストは費やしても、「納得できる形でM&Aを進めたい」と考えている経営者に適したサービスといえる。
【概要】
STRIKEは各種専門家との連携が強みであり、国内にある7箇所の拠点を持つM&Aマッチングサイトです。
・譲渡案件113件
・日本各地に拠点がある
・幅広い業界や業種に対応
・他業種とのM&Aの実績も多数
・弁護士や不動産鑑定士など専門家との連携している
上記がSTRIKEの基本的な情報や特徴です。公式ページにある業界分析業種一覧を確認したところ、ほとんどの業種業界でのM&Aの実績があり、幅広い分野でM&Aを成功させてきたことがわかります。
その他、STRIKEは各拠点から直接売り手や買い手に交渉や相談してくれること、状況に応じて各種専門家と連携してくれるので、財務や法務などの面でも不安なく交渉を進められるので安心感があります。
料金面では着手金と成功報酬のみとなっておりますが、もし専門家と連携して交渉や相談する場合は別途実費が掛かるとのことです。
【手数料】
※着手金や成功報酬などの詳細については公式ページより直接お問い合わせください。
世界中の経営者や投資家が、直近のM&A案件を探せるプラットフォーム。特に売り手は無料で基本サービスを利用でき、30ヶ国以上の海外投資家が登録しているため、世界中に向けて自社や事業をアピールできる。
買い手についても成約報酬が固定なので、案件の規模によってはコストを抑えた形で譲渡企業を探せるだろう。
運営会社 | 株式会社エムアンドエーパーク
ユーザー数 | 未公開(30ヶ国以上の海外投資家が登録)
実績等 | ・案件数…74件
・累計マッチング数…未公開
手数料 | ・売り手…無料
・買い手…成約時のみ成約価額の3%
特徴 | ・世界中の投資家が登録しているサービス
・売り手、買い手の双方が、コストを抑えた形で相手を探せる
・弁護士や司法書士をはじめ、専門家の紹介サービスを無料で利用できる
公式ページ | https://www.ma-park.com/
M&Aマッチングサイトの中でも、海外のマッチング相手を探せるサイトは珍しい。日本国内にこだわりを持っていない場合は、少しでも選択肢を増やすための手段として、本サービスの利用を検討しておきたい。
【概要】
M&A Cloud は買い手や投資家と直接話せるタイプのM&Aマッチングサイトです。
・公開中の案件215件
・買い手掲載社数225社
・売り手登録者数2,507社
・主に首都圏に強い
・1,000万円以下から5億円以上までの実績あり
上記がM&A Cloudの基本的な情報や特徴です。公式ページに具体的な数字のある実績が掲載されており、データに裏付けられた信頼感が高いM&Aマッチングサイトと言えます。
主に首都圏に強いこと、業種的にはIT系の案件が多いと記載があるので、条件に合致する場合はスムーズに成立する可能性が高まります。
買い手と売り手の双方がポジティブな結果を得られるようなイメージ作りがされており、積極的かつ前向きなM&Aをしたい場合におすすめです。
【手数料】
・売り手は無料
・買い手も仲介手数料や着手金は無料
・買い手のプラットフォーム手数料の平均が3%
※買い手のプラットフォーム手数料は買取価格によって異なるとのこと、買取価格ごとの手数料のパーセンテージなどについては公式ページより直接お問い合わせください。
スピードM&Aは、1円~50億円まであらゆる規模の案件を取り扱っているサービスだ。バリエーション豊富な業種に対応しており、さらに売り手と買い手が直接交渉する仕組みを採用することで、コストや時間の大幅削減も実現している。
また、秘密保持契約の締結機能やファイルの添付機能をはじめ、交渉で利用するチャットの機能が充実している点も嬉しいポイントだろう。
運営会社 | 株式会社スピードM&A
ユーザー数 | 未公開(登録社数は2,000社以上)
実績等 | ・案件数…300件以上
・累計マッチング数…未公開
手数料 | ・売り手…無料
・買い手…成約時のみ成約価額の1.5%~5.0%(最低金額20万円)
特徴 | ・さまざまな規模の案件を取り扱っている
・コストや時間を削減するために、直接交渉を採用している
・豊富なチャット機能により、直接交渉をサポートしてくれる
公式ページ | https://speed-ma.com/
案件数はそれほど多くないが、さまざまな規模の案件が掲載されている点は買い手にとって魅力的だ。また、スピーディーな成約にも力を入れているため、「あまり時間をかけたくない」と考えている経営者は、選択肢のひとつとして検討しておきたい。
MAfolovaは東証一部上場の「エン・ジャパン株式会社」が運営する、2018年に開始されたサービスだ。買い手側が匿名で買収ニーズ(希望条件など)を登録すると、日本全国のアドバイザーから非公開案件が届く仕組みが採用されている。
非公開型のシステムによって、「相手を探している」という情報が外部に出回らないため、買い手側・売り手側のどちらの立場でも安心して相手企業を探せるだろう。
運営会社 | エン・ジャパン株式会社
ユーザー数 | 未公開
実績等 | ・案件数…約2,000件
・累計マッチング数…未公開
手数料 | ・売り手…原則無料
・買い手…成約時のみ成約価額の1.5%(最低金額100万円)
特徴 | ・全案件が外部に一切公開されない非公開型のサービス
・買収ニーズを登録するだけで、アドバイザーから推薦情報が届く
・登録すると、150社以上のアドバイザーにアプローチできる
公式ページ | https://www.mafolova.biz/#company
同サービスには審査に通過したアドバイザーのみが登録されているため、安全性・信頼性の面で不安を感じる必要はない。さらに、アドバイザーが専門的な視点から買い手・売り手をマッチングさせてくれるサービスなので、情報収集の手間を大きく省けるだろう。
【概要】
BIZMAは事業や技術を継承したい技術者の採用に困っている買い手をマッチングするM&Aマッチングサイトです。
・AIの機械学習を利用したレコメンド
・事前審査制や機密厳守の管理プロセス
・事業における課題の解決をサポート
・専門家によるサポート
上記がBIZMAの基本的な情報や特徴です。M&Aにおける事業継承や事業の強化、拡大に強く、それぞれの悩みや課題を解決しながらM&Aを成立させることに強みを持っています。
その他のサポートについても専門家や課題を解決するための支援も豊富であり、M&Aによって企業の再生や強化を行いたい場合におすすめです。
BIZMAのM&Aの考え方のイメージはM&Aによって具体的に前向きな結果を生み出せるようなマッチングや、資金調達や事業継続といった弱みとなってしまう部分と技術や人材を必要とする部分をうまく組み合わせるタイプと言えるでしょう。
【手数料】
・着手金や仲介手数料は無料
・売り手と買い手共通
初期登録費用 10,000円
月額費用 5,000円
※詳細の閲覧や交渉するタイミングで有料化にする必要有り
【概要】
M&A総合研究所は完全成功報酬制で仲介型のM&Aマッチングサイトです。
・M&A成約率 75%
・年間M&A相談実績 12,000件
・お客様満足度 91%
・M&A成約まで平均3〜6ヶ月
・公認会計士や弁護士のフルサポート
上記がM&A総合研究所の基本的な情報や特徴です。公式ページにある業種別の一覧を確認しますと、ほぼすべての業種を網羅していることがわかります。専門家によるサポートやスピーディな成約、各種データに基づいた実績など信頼に足るM&Aマッチングサイトと言えるでしょう。
在籍するM&Aコンサルタントのアドバイスも受けられることから、マッチングから成約までしっかりとしたサポートを受けられる可能性が高く、ほとんどの方が初めてであるM&Aをスムーズに成功させることを期待できます。
【手数料】
・成功報酬は譲渡価格ベースで5%
・着手金や中間金、月額料金は0円
※成功報酬に関する詳細については公式ページより直接お問い合わせください。
数十社の中から、条件に適したM&A仲介会社を探せるサービス。ほかにも8,000社にのぼる買い手リストを用意したり、相談料や着手金を無料にしたりなど、売り手に寄り添った形でサービスを提供している。
M&A全体をサポートするコンサルタントとして、経験豊富な人材をそろえている点も安心につながるポイントだ。
運営会社 | リクルートグループ
ユーザー数 | 未公開(買い手企業は約8,000社が登録)
実績等 | ・案件数…未公開
・累計マッチング数…未公開
手数料 | ・売り手…成約時のみ成約価額の1%~5%
・買い手…なし(※売り手専用のサービスのため)
特徴 | ・最適なM&A仲介会社を探せる、売り手専用のサービス
・豊富な買い手リストが用意されている
・経験豊富なM&Aコンサルタントがサポートしてくれる
公式ページ | https://rbsp.jp/
M&Aのマッチングを直接的にサポートするサービスではないものの、事業承継総合センターでは最適な専門家をスムーズに見つけられる。「信頼できる仲介会社を探したい」と感じている経営者にとっては、心強いサービスといえるだろう。
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上記↑ご紹介した通り、M&Aマッチングサイトはサービスによって特徴・料金が大きく異なります。
まずはユーザー数・実績が豊富なサービスから検討し、より自社に寄り添ったサービスを望む場合、その特徴もチェックしつつ選ばなくてはなりませんし、登録後は常にチェック しないといけません。
契約締結まで実現できないと、どんなに作業しても『 すべてがゼロ【0】のまま 』です。
「どんなマッチング企業に出会いたいのか?」「どんなサポートを求めているのか?」など、助け隊と共に自社の状況を整理したうえで、各々に最適なマッチングサイトを選び、結果に繋げましょう。